2001年8月16日木星食観測レポート



日時:2001年8月16日午前1時30分〜午前4時30分 場所:千里中央公園展望台 参加者:福地、田中(浩)、太田 (敬称略) 8月16日の早朝にあった木星食を千里中央公園展望台で観測しました。 当日は、豊天のメンバーの他に桝井さんご夫妻と桝井さんのご両親を含めた7人で木星食を 観望しました。(桝井さんは、星をもとめての天体写真班の班長さんです。) 観望場所の千里中央公園展望台前に午前1時30分に集合して準備を行いました。 準備が、終わる頃には、東の空に赤い月が見えてきて続いて月のすぐそばに木星も見えて きました。福地さんは、新しく購入されたNikonのCOOLPIX 995とタカハシのMT-160で、 木星食の写真を撮るために食が、始まるまでにピントや露出の調整などに余念がありません でした。田中さんは、13cmの反射望遠鏡で、太田さんは、7cmの屈折望遠鏡で、観望だけと いうことで、望遠鏡のセッティング後から月と木星を入れて観望をされていていました。 そして、準備が、出来た頃に桝井さんご夫妻と桝井さんのご両親が来られました。 この日は、月が出てきたときは、さすがに低かったので、シーイングは、良くありません でしたが、昇るにつれてシーイングも良くなり木星食が始まる前には、望遠鏡で見ても 月も木星もほとんど揺らがない状態になり月の表面と木星の縞模様を同時に見ることが できました。 木星食の直前には、木星本星の裏から衛星イオが出て来る様子を見ることができましたし 徐々に木星が、月の表面に近づいて行く様子は、なかなか面白いものがありました。 午前3時近くに木星食が、始まると月の表面に沈んで行く木星の様子を7cmの屈折望遠鏡 と13cmの反射望遠鏡をすばやく順番に見ました。なかでも田中さんの13cmの反射望遠鏡は 木星と月の表面を高倍率で拡大されていたので、月に沈んで行く木星に一同”すごい”の 一言でした。また、福地さんは、クールピクス995で連続写真を撮影されていましたが、 デジカメの液晶画面に映される月に沈んでいく木星も良かったです。 福地さん撮影の木星食 MT-160 + PENTAX XL21 + Nikon COOLPIX995 にて撮影 木星が、月の裏に沈んで行く様子は、ほんの数分で終わってしまい月の反対側から木星が 出てくるまでの約1時間休憩モードに入りました。一時雲が出て木星が、月の裏から出てくる のが見られるか心配されましたが、すぐに雲は、消えてしまい心配することは、ありませんでした。 そして、午前3時55分頃月の夜の側から木星の衛星イオが出てきたのが、太田さんの7cmの 屈折望遠鏡で確認されると素早く福地さんと田中さんが、それを導入して木星が出てくるのを 待ち受けました。その直後、木星本星が、月の夜の側から出てくると木星が、月に隠れた 時と同じ様にすばやく順番に7cmの屈折望遠鏡と13cmの反射望遠鏡を交代で見ましが、今回も月の 夜の側から出てくると木星に”すごい、すごい”の連発でした。 木星が、月に隠れるのも出てくるのも数分の事でしたが、倍率の違う望遠鏡を並べて見ることが 出来たのは、大変面白かったです。また、木星本星が、月に隠れるのも出てくるのも数分の天文 現象でしたが、とても印象的な天文ショーでした。 今回の木星食は、お天気とシーイングに恵まれて好条件で見ることができて大変幸運でした。