参加者:篠原、茶木、太田、時友、前川、田中、福地、濱本、森部*4
11月1日、午後4時30分に阪和道の岸和田サービスエリアに集合ということで、電話連絡し待ち合わせをしました。柳さん、山片さんは、ご都合が悪いということで今回は、パスされました。サービスエリアに到着してレストランをのぞくと先に篠原、茶木、太田、前川さんがいてすでに星図を開いて撮影のための構図を研究されてました。うーん、すごいなー。約15分遅れで濱本さんが到着し、午後5時頃出発しました。御坊のインターを降りてから、夜食の調達のためスーパーへ入ったら田中さんが待っておられました。(茨木から下道を走られたとか) これで予定人員がそろい天文台へ向かいました。 相変わらずサーチライトがぶんぶん回っており、御坊の街明かりの影響もあるため、20時くらいまでは新人の福地さんはじめ自己紹介。各人の天文歴が明かされました。その後、各自望遠鏡のセッティングを開始したのですが、濱本、福地、森部の3人だけ屋上にセットし他の方は、駐車場の方でセッティングされました。単に機材が重い、面倒くさいというだけの理由だと思います。屋上の方が風や光の影響もなくまた、地面がコンクリートのため、夜露も少ないはずなんですが…。 で、天候はばっちりでした。気温もぐんぐん下がり上空に風があるため、シーイングはかなりひどかったですが透明度の方は8/10くらいは、ありました。肉眼でもM31は、楽勝でみえました。天頂より西側は光害のため撮影には適しませんが、それでも琴座付近にある宇都宮彗星をねらって23センチシュミカセを向けましたが、確認できず…。うーん、残念。朝まで雲ひとつない天気で撮影しまくりました。機材の調子もよく星雲・星団も数多く見えました。双眼鏡で見る大きめの星団(M44,M45,M36〜M38,M46,M47など)は大変美しかったです。
福地さんは、ペンタックスの75HDと200mmF2.8で星雲・星団をねらっておられました。時々は、75HDの直焦もされていたようです。濱本さんは、ミードの25センチシュミカセで星雲・星団の観望をされてました。惑星の写真を撮りに来られたようですが、シーイングがひどいのであきらめたそうです。惑星なら大阪市内や豊中市南部の方が条件はいいと思うのですが…。しかし、25センチに7mmの接眼鏡で見た357倍の土星は、暗闇だったということもあるかも知れませんが、まぶしかった。 私(森部)は、スカイメモにカメラを2台搭載し、135と200mmで冬の星雲・星団を撮影をしシュミカセでその合間に観望するという例のスタイルです。気温が低いためバッテリーからの電圧が12ボルトをどうやら下回っているようで自動導入の速度が低い。で、インバータで100Vに昇圧してから12VDCのアダプターをかますという無駄なことをしてとりあえず13.8Vを確保しました。しかし、よく考えたらここには、100VACが来ていたんだ。 駐車場組については、茶木さんは沈んでしまう前にと木星・土星を撮ろうとしましたが、当夜は空の状態が惑星向きではなく(惑星表面の模様がくっきり見えませんでした。)撮影対象をメシエ天体等に絞りました。他のメンバーも、10:00前にサーチライトが消えたので撮影開始。時友は極軸望遠鏡の故障などもあり、器材調整に手間取り10:00を過ぎても撮影に入れず、二度も休憩。それまでにすでに数枚撮影した人も…。そのなかで田中さんは最近購入されたε-210を使用したのですが、接眼部とフィルムフォルダーの接合リングが合わず太田さんと前川さんとでいろいろと持っているリングの交換をやってカメラを着けようと四苦八苦していました。 しばらくして、茶木さんがおでんを作っていたことを思い出し、屋上組3名は、下の駐車場へ降りて、ちょっとおよばれしてきました。寒かったのでこういうあったかーい食べ物は、ありがたいですね。(食べるのに夢中で写真を撮り忘れてしまいましたー!!しまった!!(太田さん談)) 茶木さんごちそうさまでした。ちなみに当夜の茶木家の夕食が『おでん』であったことは言うまでもありません。福地さんもコーヒーをポットで持ってこられてまして何杯かいただきました。ありがとうございました。 夜食タイム終了。やっと時友は撮影開始。しかしガイド星の選定に手間どり思うように数がこなせなません。また田中さんは望遠鏡にカメラが付かず、残念ながら写真を撮る事ができませんでした。太田さん、篠原さん、茶木さん、前川さん(以上駐車場組)、福地さん、森部さん(屋上組)は順調に撮影を継続された様子。浜本さんはずっと観望。M42のトラペジウム付近を強拡大されていたのが印象に残りました。さすが25cmシュミカセ! 順調な撮影ではあったものの茶木さんは「長筒(8cm f=1200mm)」を使ってのガイドのため、時々吹く風に影響(翻弄じゃだめ?)されたとか。あとニュートン鏡(反射望遠鏡の別名です)使用の前川さんはピント出しに苦労されたそうです。(反射ってピントがシビアなんですね。)また、やはり多少風の影響も受けられたとか。篠原さんはST-4による自動ガイドで着実に枚数を重ねていました。(でも体調は最悪だったんだそうです。) 屋上組は夜食タイムの後、屋上へと戻り、南の空の低空を見ると何か明るい点が…。シリウスなどの位置から判断するとどうやらカノープスのようです。なんだか得した気分です。ちゃんと移動していたので間違いないでしょう。 明け方近くになって篠原さん、前川さん両名が屋上の偵察にこられました。濱本さんは、寒いのと自分の知っている天体を見尽くしたのか撤収されていました。前川さんは、私の望遠鏡で星雲・星団をどんどん導入するよう、要求しました。ところがこれが、なかなかきびしい天体ばかり…。M97,M108,M109,NGC2903など割とマイナーな奴ばかりでちゃんと導入できるか、また確認できるか心配でしたがとりあえず、全て導入できまた視野にとらえることができました。 夜明け前、東の空がやけにぼうっと明るいので注目していたらどうやら黄道光のようです。護摩壇山には遠く及びませんが、東側、南側の空は割と使いものになる空のようです。対日照には、残念ながらきがつきませんでした。 夜が明けてくると東側にも西側にもごく低空には、雲が列をなしていました。ラッキーな観測場所だったようです。 駐車場組も、各人撮影および観望を終了。茶木さんが最後に何枚目になるんでしょう、これでもかとM81,M82に挑戦。黄道光をみながら夜明けとなり、駐車場組は器材の写真撮影後、撤収開始。完了後仮眠。屋上組は撤収せずに仮眠に入りました。(撤収は仮眠後)午前10時に記念写真撮影後、現地をあとにしました。 今回は珍しくシーイングは良くなかったものの好天気に恵まれ、これまでの雪辱を晴らせた人も課題を残した人もそれぞれに星空を満喫することが出来ました。 次回の例会は、みなさんの写真展になるかな?期待してます。また、写真を撮影された方、是非写真を当HPにお寄せください。最後にこの観望旅行を企画運営された浜本さん、ありがとうございました。この場を借りてお礼もうしあげます。また、かわべ天文台の方々にはご迷惑を多数おかけいたしました。この場を借りて深くおわび申し上げます。 ★ 荘村からのコメント この日は、私は大学の天文部の合宿で、京都府丹波町の丹波自然運動公園に行っていました。こちらでは、天文台の大きな望遠鏡(口径は忘れました)で、惑星や星雲星団を見せてもらっていました。午後10時を過ぎると、辺り一面、霧に覆われてしまい、雑談&トランプへと流れていきました。(笑) なんと、カノープスまで見えたようで、うらやましい限りです。一度、見てみたいと思っているのですが…。森部さん、時友さん、観測報告をありがとうございました。次回の例会で、写真を楽しみにしています。 |