豊中天文同好会の活動レポート

98. 2.28-3.1 和歌山県/生石高原にて...





森部さんのレポート

▼ 集合写真です 
参加者:時友、柳、篠原、茶木、荘村、太田、福地、楠、木下、前川、森部(敬称略)

 割合急に決まった今回の観測ですが、場所が最後まで決まりませんでした。西はりま、深山、生石高原、美里天文台と候補が多く、結局2日前に決定しました。

 16時に岸和田SAで待ち合わせをすることになり、おおかたのメンバーは、16時に揃いました。でも、天気が・・。なんと、観測ポイントに向かう道中では、雨がざーざーと降り始めました。インターネットでひまわりの画像を確認したら、急速に冬型の気圧配置に移行しつつあり、こりゃばっちり晴れるぞ!と思っていたんです。
 上の郷の出口で高速を降りてから、免許取り立ての時友さんの先導により観測ポイントをめざしました。しかし、この道は1回やそこらでは覚えられない複雑さ・・。観測地が近づくにつれ道は、細くなりまるで林道のようです。やっと370号にでてほっとしました。

 観測ポイントは、普段山方さん、柳さんが使用されている所です。お二人の写真の出来具合から、かなり期待しておりました。しかし、どうにも天候が回復しない。で、仕方ないのでキャンプ場や天文台の方を見てこようという話しになり、移動を開始しました。気温も下がり、なんと雪が降ってきました。(やばいなー、普通のタイヤだから、路面が凍る前に帰りたいよー)
 キャンプ場へあがる道は、拡幅工事中で完成すればかなりよい道になります。でも、当夜は閉鎖されていたのでそのまま、引き返しました。

 元の観測ポイントへ戻り、そこで腹ごしらえをする事になりました。現地は街灯はあるものの、トイレ、電話、自動販売機、電源コンセントまであり、なかなか便利なところです。川辺のように直接市街地の光が入らず、南天を観測するには、まずまずのところと言えそうです。


 テーブルやコンロなどキャンプ用品をみんなで持ち寄り、茶木さんのキムチ鍋をいただきました。とってもおいしく、体が温まりました。雪が降るほどの天候でしたので、さすがに着込まずに入られなくなり、防寒ズボンや靴、靴下まで重装備が必要でした。そうこうしているうちに、すこしづつ雲間に星が見え始め、帰ろうかと考えていたメンバーにも期待感が高まってきました。せめてここの空の様子でも見ておきたい・・。みんなそう思っていたことでしょう。

 晴れ間が広がってきたので、とうとう観測地へ車を移動させて望遠鏡を組立始めました。結局、何十分かの間ですが、生石高原の空を楽しむことができました。

 紹介していただきました柳さん、山方さんありがとうございました。時友さんも免許取り立てでこんな道を走るのは大変でしたでしょう。もう、どこでも大丈夫ですね。


 そんな状況で、前川さんは篠原さんのドブソニアンでM天体などをどんどん導入されていきます。私(森部)は、スカイセンサーのセッティングになぜか手間取りました。ドブソニアンとそれを使いこなせる頭脳があれば、鬼に金棒状態だなと思いました。そのほか、各人の望遠鏡や部品の見学をみなさんされていました。

 人数も多かったこともあり、臨時の例会のような雰囲気でした。楠さんは、ミード20cmシュミカセの赤道儀ウェッジバージョンで高速導入されてました。
 木下さんは、ポタ赤購入を模索されているようで、参考にということで私のスカイメモをご覧いただきました。(参考になったでしょうか?これは、200ミリぐらいまでのお気楽撮影にしか使えないですが、HB彗星の時は大活躍しました)


 ▼ 朝になって、起きたところ
 それと秘密の話しですが、なんと柳さんの同僚の方から委託販売のEMー200を茶木さんが落札されました。(MT−160鏡筒も購入したんだっけ?)

 その後、空は曇り始めて再び朝まで晴れることはありませんでした。途中で、柳さんはお帰りになられました。我々も望遠鏡を撤収して車の中で仮眠することにしました。寝ている最中に雨か霰が激しく降ってきたので撤収しておいてよかったです。

 夜が明けて、帰り道は370号線を海南方面にくだり海南東から高速道路へあがりました。途中紀ノ川SAで朝食をした後解散帰宅しました。







荘村のレポート

 天気予報では曇りときどき晴れ、ところによりにわか雨というあやふやな天気でしたが、計画通り観測会をすることに。出発前には、ついに雨が落ちてきました。こんな天気でも行くのん?(笑)と思っていましたが、福地さんの車に乗せてもらい、集合場所の岸和田サービスエリアへ向かいました。

 午後4時にサービスエリアに全員が集合し、早めの晩ご飯となりました。雨で星が見えなくても、観測地の下見ということにしよう!と全員が一致し、時友さんの誘導で、7台の車がぞろぞろと生石高原へと向かいました。途中、雨足が強まり、窓ガラスに雨がたたきつけられます。「これで晴れたら奇跡やなー」

 日も暮れ、午後7時に無事生石高原に着きました。ところが、雨は降ったまま、少しも止む気配がありません。そのうちに雨が雪に変わって、霧まで出てきました。もう絶望的という天気でしたが、とりあえず休館中の建物の屋根の下で、茶木さんのキムチ鍋を頂くことにしました。どこからともなくキャンプ用のコンロセットとやかんやテーブルが出てきます(笑) いつものことながら、寒い中の暖かい鍋はおいしかったです。ありがとうございました。

 柳さん持参のEM-200が、破格で茶木さんに渡され、いろいろとしゃべっているうちに雨がやみました。空を見上げてみると、

「あ! 星が出てる!!」

 奇跡的に雲の薄くなった部分から星が1つだけ、見えました。かすかな期待が膨らみます。そのうち、おおいぬ座、オリオン座が見えだし、全天に星空が広がりました。おおぐま座やしし座も、全景がはっきりと見えます。おおっ、これはいけるのでは!?ということで、一斉に観測場所に車を移動させます。写真を撮れるほどに天気が回復し、観望組の前川さん、森部さん、楠さんを除き、各自、望遠鏡をせっせと組み立てはじめました。

 ところが、期待が高まるとうまくいかないもので、西の方に雲が湧いているなーと思ったら、あっという間に全天がまた雲で覆い尽くされてしまいました。この間に、観望組は篠原さんのドブソニアンでM81,82,35,36,37など、12個のメシエ天体を観望できたそうです。曇ったまま風もやんでしまい、夜中12時にまたベタ曇りとなり、再度キャンプ用のテーブルやお湯が出てきて、ラーメン&おしゃべりタイムとなります。柳さんが少し待って帰られ、他のメンバーも夜食後に車の中で仮眠をとりました。

 ▼ 曇り空の生石高原
 午前4時頃に、あられか大粒の雨のような物がバラバラと降ってきました。一晩ですべての天気を経験したなーという感じです。

 朝になり、キャンプセットを片づけたあと、高速道路のサービスエリアで朝食をとり、解散となりました。出発時に雨が降っていても観測に出かけるという(笑)、豊天のメンバーのパワーを実感した観測会となりました。





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